Benchmark Review — ZBOX MAGNUS ONE

ZBOX MAGNUS ONE EU275070Cデスクトップ Core Ultra 7 × RTX 5070、フルデスクトップ構成

GeForce RTX 5070 12GB と、デスクトップ版 Core Ultra 7 265(20コア)を小型筐体に収めたミニPC「ZBOX MAGNUS ONE EU275070C」。 3DMarkによるグラフィックス性能、GPUレンダリング、AI画像生成、CPU性能、写真編集まで、社内計測のベンチマークから 同じ MAGNUS ONE の AMD版 5070(同一GPU・CPU違い)との立ち位置、RTX 5060 Ti との性能・VRAM のトレードオフ、そして 複数回計測でのばらつき(安定性)を、用途選定の参考となるよう中立に読み解きます。

デスクトップ RTX 5070 12GB 20コア Core Ultra 7 265 8.48L 超コンパクト 500W 内蔵電源 Thunderbolt 4 / Dual LAN 5GbE / Wi-Fi 7
ZOTAC ZBOX MAGNUS ONE EU275070C 公式キービジュアル — POWER EVOLVED / THE WORLD'S SMALLEST SFF PC / デスクトップ GeForce RTX 5070 と Core Ultra 7 265 を収めた 8.48L ミニPC
ZOTAC ZBOX MAGNUS ONE EU275070C — デスクトップ版 GeForce RTX 5070 とデスクトップ版 Core Ultra 7 265 を収めた 8.48L のミニPC。(ZOTAC 公式キービジュアル)

実測サマリー(3行)

  • 3DMark(グラフィックス性能)およびGPUレンダリングで RTX 5060 Ti を約38〜46%引き離し、比較した MAGNUS 系のなかで最上位クラス(Speed Way 5,827 / Steel Nomad 5,283 / Time Spy Extreme 10,562、Blender 6,010=比較した中でトップ)。複数回計測でのばらつきは 3DMark・GPUレンダリングとも cv 1%未満
  • 同じ RTX 5070 の AMD版(ER98N5070C)とGPUはほぼ互角。差は CPU に出て、Core Ultra 7 265 は Cinebench CPU 5,760 pts・cv 0.17%(AMD版 Ryzen 9 9850HX は 5,286・cv 8.09%)。約+9%かつ桁違いに安定
  • AI=ComfyUI SDXL 9.05 秒/枚(5060 Ti より約25%高速)。ただし VRAM は 12GB で、容量重視なら 16GB の 5060 Ti が候補。テスト構成: メモリ32GB・電源プラン=高パフォーマンス。
01 / 概要

小型筐体に「デスクトップGPU+デスクトップCPU」を収めた MAGNUS ONE

ZBOX MAGNUS ONE EU275070C は、ZOTAC のミニPC「ZBOX MAGNUS ONE」シリーズのうち、GeForce RTX 5070 12GB(Blackwell 世代 / DLSS 4)と Intel Core Ultra 7 265(20コア)を組み合わせたモデルです。 MAGNUS ONE は、デスクトップ級のGPUを小型筐体に収めたシリーズです。本機(EU275070C)は PCIe 5.0 x16 のデスクトップGPUカード(RTX 5070)に ソケット式のデスクトップCPU(Core Ultra 7 265 / Socket 1851 LGA)を組み合わせた、Intel デスクトップ構成です。 同じ MAGNUS ONE でも、AMD版(ER98N5070C)はモバイルの Ryzen 9 9850HX を採用しており、GPU はどちらも同じデスクトップ RTX 5070CPU だけがデスクトップ(本機)かモバイル(AMD版)かという違いになります。

本機はベアボーン構成で、メモリ・ストレージは導入側で選定できます(本レビューのテスト機は 32GB DDR5-5600 + 1TB NVMe SSD)。 CPU・GPU ともデスクトップ部品のため、世代をまたいだ保守・更新や、用途に合わせた構成の組み替えがしやすいのが本機の構成上の利点です。 筐体は 8.48L(270.5 × 126 × 249 mm)で、500W 80+ Platinum 電源を内蔵(外部ACアダプター不要)。デスクトップ版 GeForce RTX 5070 を搭載するミニPCとしては世界最小クラスの高性能機で、一般的なミニPC(NUC型など)より一回り大きいものの、単体(デスクトップ)GPUを積めるミニPCの最上位クラスにあたります。

搭載するGPU・CPUの基礎知識

GPUGeForce RTX 5070 とは

NVIDIA の最新世代「Blackwell」(RTX 50 シリーズ)のデスクトップ向けGPU。本機の搭載モデルは VRAM 12GB(GDDR7 / 192-bit)。前世代から、より高速な GDDR7 メモリ、フレーム生成を強化した DLSS 4、新世代のレイトレ/AI(Tensor)ユニットへ更新された世代です。

ポイントゲームに加えてローカルでのAI画像生成・推論の需要が広がり、描画性能だけでなく VRAM容量(扱えるモデル規模・解像度)が重視されるようになっています。RTX 5070 は、ゲーム・GPUレンダ・ローカルAIを1台でこなせるミドルハイ帯のGPUです。

CPUCore Ultra 7 265 とは

Intel の最新世代「Core Ultra(シリーズ2 / Arrow Lake)」のデスクトップ向けCPU。高性能Pコア8+高効率Eコア12 の 20コア / 20スレッド、最大約5.3GHz、ソケット式 LGA1851。前世代までの Hyper-Threading を採用せず、物理コア重視へ切り替わった世代です。

ポイント機能ブロックを分けた「タイル(チップレット)」構成と、AI処理用ユニット(NPU)を備える「AI PC」世代。電力効率を重視しつつ、デスクトップ向けはソケット式で単体換装・保守がしやすいのが特徴です。

ZOTAC ZBOX MAGNUS ONE EU275070C ミニPC本体(前面3/4・ハニカムメッシュ天板)
ZBOX MAGNUS ONE EU275070C 本体 — 8.48L 筐体(ハニカムメッシュ天板・側面吸気)。(ZOTAC 製品写真)

実機のハードウェア確認(GPU-Z / CPU-Z)

テスト機の構成を GPU-Z・CPU-Z のメイン画面で確認します。GPU は ZOTAC GAMING GeForce RTX 5070(12GB GDDR7 / 192-bit / GB205 / Blackwell)、CPU は Core Ultra 7 265(20スレッド / Arrow Lake / Socket 1851 LGA)。 GPU-Z 読みで Boost 2,512MHz・PCIe 5.0 x16・Resizable BAR 有効、CPU-Z 読みで 8P+12E(20スレッド)・最大 5.3GHz(53倍)と、いずれもカタログ仕様どおりの個体です。

GPU-Z メイン画面: GeForce RTX 5070 / GB205 / 12288MB GDDR7 / 192bit / Boost 2512MHz / PCIe 5.0 x16
CPU-Z メイン画面: Intel Core Ultra 7 265 / Arrow Lake / Socket 1851 LGA / 8P+12E 20スレッド
左: GPU-Z(GeForce RTX 5070 / 12GB GDDR7 / 192-bit)。右: CPU-Z(Core Ultra 7 265 / デスクトップ Arrow Lake / 20スレッド)。詳細は各スクリーンショットを参照。
02 / テスト環境

テスト環境・比較機材・計測方法

テスト構成(実機計測)

製品 / SKUZOTAC ZBOX MAGNUS ONE EU275070C(MAGNUS ONE / Windows)
GPUZOTAC GAMING GeForce RTX 5070 12GB(GDDR7・192bit / Blackwell / GB205)
GPUドライバーNVIDIA GeForce 610.47(WHQL)/ Boost 2,512MHz・PCIe x16 5.0 は GPU-Z(§01)参照
CPUIntel Core Ultra 7 265(20C / 20T・Arrow Lake / Socket 1851 LGA)
メモリ(テスト構成)32GB DDR5-5600(16GB×2)
ストレージCrucial P3 1TB NVMe(CT1000P3PSSD8)ほか
OSWindows 11 Home 25H2(Build 26200)
電源プラン高パフォーマンス
計測日2026-06-25

製品仕様(カタログ / EU275070C)

グラフィックスZOTAC GAMING GeForce RTX 5070
12GB GDDR7 / 192-bit / Blackwell / DLSS 4(PCIe 5.0 x16)
プロセッサーIntel Core Ultra 7 265(デスクトップ)
20コア / 20スレッド / 2.4–5.3GHz / Arrow Lake / Socket 1851 LGA
メモリー2 × DDR5-6400 CSODIMM / 5600 SO-DIMM(最大96GB)
ストレージ1 × M.2 NVMe PCIe 5.0 ×4 + 1 × M.2 NVMe PCIe 4.0 ×4 + 1 × 2.5インチ SATA III
映像出力3 × DisplayPort 2.1b(UHBR20)+ 1 × HDMI(最大4画面クローン / 6画面拡張)
ネットワーク5GbE + Gigabit Ethernet(Dual LAN)/ Wi-Fi 7(802.11be)/ Bluetooth 5.4
前面 I/OUHS-II 3-in-1 カードリーダー / 2 × USB 3.0(1 × Type-C)
背面 I/O1 × Thunderbolt 4 / 4 × USB 3.2 Gen2 + 2 × USB 3.0 / デュアル Wi-Fi アンテナ
電源500W 80+ Platinum PSU 内蔵
外形・容積270.5 × 126 × 249 mm(8.48L)/ ツールレスアクセス
対応OSWindows 11

製品カタログで全仕様を見る(ZBOX MAGNUS ONE EU275070C)→ZOTAC 直販ストア →

比較機材(すべて ZBOX MAGNUS 系)

公平性のため、比較は同じ ZBOX MAGNUS 系の実機に限定しています。最上位の参考として RTX 5070 Ti(EU27507TC) を併載し、同じ RTX 5070 が Intel版(本機)と AMD版の2台、RTX 4070 も Desktop(ERP74070C)と Laptop(EN374070C)の2台あるため、表記は GPU+CPUで区別します。各機は出荷時の代表構成で計測しました。

本記事の表記モデルSKUCPU
RTX 5070 TiMAGNUS ONEEU27507TCCore Ultra 7 265
RTX 5070(本機 / Intel)MAGNUS ONEEU275070CCore Ultra 7 265
RTX 5070(AMD)MAGNUS ONEER98N5070CRyzen 9 9850HX
RTX 5060 TiMAGNUS ENEN275060TCCore Ultra 7 255HX
RTX 4070 DesktopMAGNUS ONE(前世代)ERP74070CCore i7-13700
RTX 4070 LaptopMAGNUS EN(前世代)EN374070CCore i7-13700HX

MAGNUS ラインナップでの位置づけ

MAGNUS ONE(本機 RTX 5070)デスクトップ級のGPUを小型筐体に収めたシリーズ。デスクトップ版CPU(ソケット式)+デスクトップGPUカードを採用し、サイズと拡張性・性能・保守性のバランスを採る上位構成。本機はその中で RTX 5070+Core Ultra 7 265 の Intel 構成。
MAGNUS EN(RTX 5060 Ti・前世代 4070 Laptop)2.65L という非常にコンパクトな筐体に、モバイルCPU×デスクトップGPUを収めた高密度ミニPC。サイズを最優先したシリーズ。
計測方法 数値は社内のベンチマーク自動化環境による実測の中央値(原則複数回、一部1回)。電源プランは 高パフォーマンス で計測しています。 グラフは単位と方向(高いほど良い/短いほど良い)のみ併記。ComfyUI は NVIDIA 環境のみ対象です。
03 / 3DMark

3DMark(グラフィックス性能)— 5060 Ti を約4割上回り、RTX 5070 として上位

DX12 Ultimate/レイトレを含む 3DMark の3テストでは、本機 RTX 5070 は同じ MAGNUS 系の RTX 5060 Ti を Speed Way +41%・Steel Nomad +46%・Time Spy Extreme +38% と明確に上回りました。 比較した MAGNUS 系のなかでは 5070 Ti に次ぐ上位に位置し、RTX 5070 として順当な実力です。 同じ RTX 5070 の AMD版(ER98N5070C)とはほぼ同等(いずれも数%以内)で、GPUが同一であることがそのまま表れています。 複数回計測での変動はいずれも cv 1%未満と安定しています。

補足 3DMarkはDirectX 12 / レイトレーシングを含む標準的なグラフィックス性能テストで、ゲームの描画性能の目安としても広く使われる定番指標です。本レビューでは実際の市販ゲームタイトルでのフレームレート計測は行っていません(クリエイティブ・AI用途中心の検証)。ゲーム用途の性能については別途ゲームタイトルでの確認をおすすめします。
3DMark Time Spy Extreme
score / 高いほど良い
RTX 5070 TiEU27507TC
12,501
RTX 5070(本機)EU275070C
10,562
RTX 5070(AMD)ER98N5070C
10,365
RTX 4070 DesktopERP74070C
7,833
RTX 5060 TiEN275060TC
7,674
RTX 4070 LaptopEN374070C
5,527
3DMark Speed Way
score / 高いほど良い
RTX 5070 TiEU27507TC
7,474
RTX 5070(本機)EU275070C
5,827
RTX 5070(AMD)ER98N5070C
5,769
RTX 4070 DesktopERP74070C
4,498
RTX 5060 TiEN275060TC
4,119
RTX 4070 LaptopEN374070C
2,951
3DMark Steel Nomad
score / 高いほど良い
RTX 5070 TiEU27507TC
6,634
RTX 5070(本機)EU275070C
5,283
RTX 5070(AMD)ER98N5070C
5,251
RTX 4070 DesktopERP74070C
3,999
RTX 5060 TiEN275060TC
3,620
RTX 4070 LaptopEN374070C
2,662
04 / GPUレンダリング

GPUレンダリング — Blender は RTX 5070 同士でトップ

GPU レンダリングでも上位クラスのスコアを記録しました。Cinebench 2026 GPU は 74,746 pts で RTX 5060 Ti(61,312)を約22%上回り、AMD版 5070(73,744)とはほぼ同水準。 Blender Benchmark(OptiX)は 6,010 と、同じ RTX 5070 のなかで最高値でした(AMD版 5070 の 5,899 が僅差で続き、上位には 5070 Ti の 7,666 があります)。 Cinebench GPU・Blender いずれも同じ RTX 5070 の AMD版と数%以内の差で、5070 Ti に次ぐ上位に位置します。

Cinebench 2026(GPU)
pts / 高いほど良い
RTX 5070 TiEU27507TC
94,543
RTX 5070(本機)EU275070C
74,746
RTX 5070(AMD)ER98N5070C
73,744
RTX 4070 DesktopERP74070C
68,598
RTX 5060 TiEN275060TC
61,312
RTX 4070 LaptopEN374070C
45,669
Blender Benchmark(GPU / OptiX)
samples/min 合算スコア / 高いほど良い
RTX 5070 TiEU27507TC
7,666
RTX 5070(本機)EU275070C
6,010
RTX 5070(AMD)ER98N5070C
5,899
RTX 4070 DesktopERP74070C
5,320
RTX 5060 TiEN275060TC
4,327
RTX 4070 LaptopEN374070C
3,608

なぜ本機は「デスクトップ部品」構成なのか

本機の要点は、ノート向けではなく デスクトップ版の RTX 5070 と Core Ultra 7 265 をそのまま使う点です。 GPU は PCIe 5.0 x16 のフルレーン、CPU は Socket 1851 のソケット実装で、いずれも電力上限・拡張性・保守性の面でデスクトップの利点を引き継ぎます。 3DMark(グラフィックス性能)・GPUレンダリングで RTX 5060 Ti(モバイルCPU構成の MAGNUS EN)を大きく上回る背景には、GPUクラスの差に加えてこのプラットフォーム差があります。

05 / 画像生成AI

ローカル画像生成AI(Stable Diffusion)— 速度は上位級、VRAMは12GB

画像生成AI「Stable Diffusion(SDXL)」を ComfyUI で実測すると、本機 RTX 5070 は 1024×1024 / 30ステップで 9.05 秒/枚(6.63 枚/分)、 Hires.Fix(1024→1536)で 28.29 秒/枚を記録。RTX 5060 Ti(12.08 / 38.52 秒/枚)より約25%高速で、AMD版 5070(9.09 / 28.76)とはほぼ同等です。

注意したいのは VRAM 容量です。本機の RTX 5070 は 12GB(192-bit GDDR7)で、生成速度では 5060 Ti を上回りますが、容量では 16GB の 5060 Ti を下回ります。 モデルのロードや高解像度・大バッチで VRAM 容量がボトルネックになる用途では、速度の速い本機より 16GB の 5060 Ti が有利になる場面があります。速度重視なら 5070、容量重視なら 16GB の 5060 Ti、という分かりやすいトレードオフです。

ComfyUI SDXL(1024×1024 / 30steps)
秒/枚 / 短いほど良い
RTX 5070 TiEU27507TC
7.07
RTX 5070(本機)EU275070C
9.05
RTX 5070(AMD)ER98N5070C
9.09
RTX 4070 DesktopERP74070C
10.08
RTX 5060 TiEN275060TC
12.08
RTX 4070 LaptopEN374070C
15.15
ComfyUI SDXL + Hires.Fix(1024→1536)
秒/枚 / 短いほど良い
RTX 5070 TiEU27507TC
21.97
RTX 5070(本機)EU275070C
28.29
RTX 5070(AMD)ER98N5070C
28.76
RTX 4070 DesktopERP74070C
31.32
RTX 5060 TiEN275060TC
38.52
RTX 4070 LaptopEN374070C
47.89
VRAM本機の GPU-Z 読みで 12,288MB(12GB)GDDR7・192bit。同じ RTX 5070 でも AMD版とは生成速度がほぼ同じで、生成速度はGPU性能で決まることが分かります。ComfyUI(SDXL)は CUDA(NVIDIA)環境のみが対象です。
06 / CPU性能

CPU性能と安定性 — Core Ultra 7 265 は高く、そして非常に安定

Core Ultra 7 265(20C/20T・デスクトップ Arrow Lake)は Cinebench 2026 CPU で 5,760 pts。 前世代EN機(EN374070C)の Core i7-13700HX(3,645)を約58%上回り、RTX 5060 Ti の Core Ultra 7 255HX(5,618)も上回りました(同じ Core Ultra 7 265 を積む 5070 Ti 版 5,825 に次ぐ2位)。

特筆すべきは安定性です。本機の複数回計測でのばらつきは cv 0.17%。同じ RTX 5070 の AMD版(Ryzen 9 9850HX)は性能こそ 5,286 pts と健闘しますが、複数回計測でのばらつきは cv 8.09% と大きく振れます。 同じデスクトップ RTX 5070・同じ筐体でも、CPUプラットフォームの違い(本機=デスクトップ Core Ultra 7 265 / AMD版=モバイル Ryzen 9 9850HX)が「速度(約+9%)」と「再現性(cv 0.17% 対 8.09%)」の両方に表れた形で、B2Bで重視される計測の安定性では本機(Intel構成)が明確に優位でした。

Cinebench 2026(CPU)
pts / 高いほど良い
Core Ultra 7 265(5070 Ti)EU27507TC
5,825
Core Ultra 7 265(本機)EU275070C
5,760
Core Ultra 7 255HXEN275060TC
5,618
Ryzen 9 9850HXER98N5070C
5,286
Core i7-13700ERP74070C
4,024
Core i7-13700HXEN374070C
3,645

※ Cinebench CPU の複数回計測でのばらつき(cv:変動係数 = 標準偏差÷平均×100%): 本機 Core Ultra 7 265 = 0.17% / Core Ultra 7 255HX = 2.58% / Ryzen 9 9850HX = 8.09% / Core i7-13700HX = 5.48%。値はいずれも3回計測の中央値。

全コアを長時間使う CPU レンダリングの傾向も、Blender Benchmark を CPU モードで実測して確認しました。本機 Core Ultra 7 265 は 合算 381(3回計測の中央値・cv 0.3%)。同じ Core Ultra 7 265 を積む 5070 Ti 版(384)とほぼ並び、RTX 5060 Ti の Core Ultra 7 255HX(372)を上回りました。デスクトップ Core i7-13700(252)には約51%の差をつけ、Cinebench と同じ上位の序列を CPU レンダでも示しています。

Blender Benchmark(CPU)
samples/min 合算スコア / 高いほど良い
Core Ultra 7 265(5070 Ti)EU27507TC
384
Core Ultra 7 265(本機)EU275070C
381
Core Ultra 7 255HXEN275060TC
372
Core i7-13700ERP74070C
252

※ Blender CPU の複数回計測でのばらつき(cv): 本機 Core Ultra 7 265 = 0.3% / Core Ultra 7 265(5070 Ti)= 0.6% / Core Ultra 7 255HX = 0.6% / Core i7-13700 = 4.1%。値はいずれも3回計測の中央値。AMD版 5070(Ryzen 9 9850HX)・4070 Laptop(i7-13700HX)は Blender CPU を追加計測中で、整い次第この比較に追記します。

07 / クリエイティブ

写真編集・オフィス(Procyon)

UL Procyon の写真編集(Photoshop+Lightroom Classic)で 9,195、 オフィス(Essentials)で 4,884(5070 Ti の 4,907 に次ぐ2位)。Essentials は AMD版 5070(4,766)や 5060 Ti(4,430)を上回りました。 一方 Photo は AMD版 5070(9,882)が本機を約7%上回ります。Photo は GPU 単体ではなく CPU/メモリ/iGPU を含む複合ワークロードで、構成差が出やすい指標です。

UL Procyon — Photo Editing
score / 高いほど良い
RTX 5070(AMD)ER98N5070C
9,882
RTX 5070(本機)EU275070C
9,195
RTX 5070 TiEU27507TC
8,922
RTX 4070 DesktopERP74070C
8,771
RTX 5060 TiEN275060TC
8,678
RTX 4070 LaptopEN374070C
6,404
UL Procyon — Office (Essentials)
score / 高いほど良い
RTX 5070 TiEU27507TC
4,907
RTX 5070(本機)EU275070C
4,884
RTX 5070(AMD)ER98N5070C
4,766
RTX 4070 DesktopERP74070C
4,685
RTX 5060 TiEN275060TC
4,430
RTX 4070 LaptopEN374070C
3,728
08 / 安定性

複数回計測でのばらつき(再現性・安定性)

本プロジェクトが重視する 安定性指標。複数回計測を実施したテストの変動係数(cv:標準偏差÷平均×100%)を一覧します。 本機は 3DMark(グラフィックス性能)・GPUレンダリング・CPU・オフィスのいずれも cv 1.3%以内に収まり、特に Cinebench CPU は cv 0.17%と、比較した中でも際立って安定しています。小型筐体ながら計測の再現性が高く、B2B 運用での予測可能性に優れます。

テスト中央値min–maxcv%計測回
Time Spy Extreme10,56210,535–10,5730.193
Speed Way5,8275,827–5,8560.293
Steel Nomad5,2835,230–5,3180.843
Cinebench GPU74,74674,678–74,8510.123
Blender (OptiX)6,0106,005–6,0350.273
Cinebench CPU5,7605,752–5,7710.173
Procyon Essentials4,8844,785–4,8971.263

※ ComfyUI と Procyon Photo は1回計測のため cv は非算出。その他は3回計測の中央値。

安定性を支える冷却構造

小型筐体ながら複数回計測でのばらつきが小さい背景には、デスクトップ部品を収めるための十分な冷却設計があります。 長時間の連続負荷でもクロックを維持しやすく、実測の cv 1%前後(3DMark(グラフィックス性能)・GPUレンダリング・CPU)という再現性の高さに表れています。

ZOTAC ZBOX MAGNUS ONE 分解図 — 天板ハニカムカバー / ファン / デスクトップGPUカード+マザーボード / メッシュ側板 / 内蔵電源 / 底面トレイ
MAGNUS ONE の分解図 — 天板ハニカムカバー・ファン・デスクトップGPUカード+マザーボード・メッシュ側板・内蔵電源・底面トレイ。小型筐体に広い吸気面と冷却経路を確保している。(ZOTAC 公式レンダー)

負荷段階別の実測 — 待機・ゲーム相当・最大負荷

ベンチマーク実行中の GPU を nvidia-smi で1秒間隔で連続記録し、負荷段階ごとに GPU 温度・コアクロック・消費電力・VRAM を集計しました。小型筐体でも温度とクロックが乱れないかを、実センサー値で確認します。

40 60 80 1000100 2000200 ~81°C 持続 GPU温度 (°C) コアクロック (MHz) / GPU消費電力 (W·カード単体) 標準生成 1024px 高解像度生成 1536px 切替の小休止 0 5 10 15 20
ComfyUI(Stable Diffusion XL)で AI 画像を 約21分連続生成した間の実測ログ(nvidia-smi 1秒間隔)。前半は標準解像度(1024px)、後半は高解像度(1536px)。GPU温度 は約81°Cでほぼ一定となり、その持続負荷の最中も コアクロック(約2,767MHz)と 消費電力(約250W・カード単体)はほぼ水平 = サーマルスロットリングなし・電力上限で頭打ち。中央の落ち込みは生成2パターンの切替時の小休止。
状態GPU温度 中央/ピークコアクロック消費電力 中央/ピークファンVRAM
待機(アイドル)約54°Cアイドル約16W0%0.8GB
ゲーム相当(3DMark グラフィックス負荷)79 / 82°C約2,752 MHz250 / 253W〜87%6GB
最大負荷(AI連続生成 ComfyUI)81 / 84°C2,767 MHz250 / 255W91%11.5GB

注目は高負荷でもコアクロックが約 2,767 MHz を維持している点です。AI 連続生成で GPU 温度が 84°C に達してもクロックはほぼ低下せず、消費電力は GPU の電力上限である約 250W でほぼ一定。つまり本機は熱ではなく電力リミットで頭打ち=サーマルスロットリングは見られません。8.48L の小型筐体でも、デスクトップ RTX 5070 を温度で絞らず回せています。最大負荷ではファンが 90% 前後まで上がり動作音は大きめですが、その分クロックを維持しています。AI 連続生成では VRAM が 11.5GB(12GB 中)まで使われ、12GB は SDXL の標準〜高解像度生成を十分こなせる水準です。

計測方法 / 出典 上表は計測セッションの nvidia-smi ログ(1秒間隔)から、待機=テスト開始前のアイドル、ゲーム相当=3DMark(Speed Way / Steel Nomad / Time Spy Extreme)の高負荷区間、最大負荷=ComfyUI(SDXL/Hires)連続生成区間を抽出し、中央値・最大値で集計したものです(ベンチスコアの正本 benchmarks.json とは別系統の生センサー値)。実際の市販ゲームの動作計測ではありません。

CPUレンダ中のCPU温度 — Blender CPU(全コア持続負荷)

GPU に続き、CPU 側も全コアを持続的に使う Blender CPU レンダの区間で温度・電力・クロックを実測しました。レンダ中はコア負荷が 100% を維持し、パッケージ温度は中央値 72°C、ピークでも 86°C にとどまります。消費電力は、持続枠(PL1・約 65W)に対し各シーン開始のターボで瞬間最大 120W まで跳ねる鋸歯状で、ターボを含む実測平均は 74W です(平均とピークの開きが大きい瞬発型で、UPS 等の給電設計では瞬間 120W 級を見込むと安全)。全コアレンダ時のクロックは約 3.4GHz(ターボ時は一時 4.7GHz)です。クロックの上下は発熱ではなく持続電力の枠(PL1・約 65W)による頭打ちで、温度は Tjmax(約 100°C)まで余裕があり、サーマルスロットリングは見られませんでした。ログ上、谷でクロックが 5GHz 台を示すのはシーン切替のアイドル時に単コアがブーストしたもので、全コア動作ではありません。温度は本個体の実測値で、機体差・室温・グリス状態で変動します(機種間の温度比較は行いません)。

40 60 80 5050 100100 1回目 2回目 3回目 CPUパッケージ温度 (°C) CPU消費電力 (W) / CPUコア負荷 (%) 0 2 4 6
Blender CPU(全コアレンダ)を 3回連続実行した間の実測ログ(CPU 温度ログ・1秒間隔)。レンダ中 コア負荷 は 100% を維持し、消費電力負荷中の平均 74W に対し各シーン開始で 瞬間最大 120W へ跳ねる鋸歯状(Intel Turbo)=平均とピークの開きが大きい瞬発型(谷はシーン・計測回の切替時の小休止)。CPUパッケージ温度 は中央 72°C 前後・ピーク 86°C で頭打ち(Tjmax 約100°C まで余裕)、クロック(全コアレンダ時 約 3.4GHz)の上下は発熱ではなく 電力の上限による頭打ち = サーマルスロットリングなし。
負荷CPUパッケージ温度 中央/ピーク全コアレンダ時クロックCPU消費電力 負荷中の平均 / 最大コア負荷
Blender CPU(全コア持続)72 / 86°C約3,373 MHz74 / 120W100%
計測方法 / 出典 上表は Blender CPU(3回計測)の実行区間を、CPU 温度ログ(cpu-temp_log・約1秒間隔/CPUパッケージ温度・最大コアクロック・CPU Package Power)から抽出し、中央値・最大値で集計した本個体の生センサー値です。CPU レンダのスコア(合算 381)とは別系統のログで、機種間比較ではなく本機の発熱挙動の確認を目的とします。
09 / プラットフォーム

プラットフォームと拡張性 — デスクトップ部品の強み

MAGNUS ONE の設計上の強みは、小型でありながら デスクトップ部品をそのまま使う点にあります。 本機ではGPUが PCIe 5.0 x16 のフルレーン接続、CPUが Socket 1851 のソケット実装であることを実機ツールで確認しました。 これにより、世代をまたいだ保守・部品更新や、用途に応じた構成変更(メモリ/ストレージ増設など)がしやすく、長期運用や段階的なアップグレードを前提とした導入に向きます。

本機の I/O は据置ワークステーション並みに充実しています。前面は UHS-II 3-in-1 カードリーダーと USB 3.0(Type-A / Type-C)、背面は Thunderbolt 4・USB 3.2 Gen2 ×4・USB 3.0 ×2、映像は DisplayPort 2.1b(UHBR20)×3 + HDMI(最大4画面クローン / 6画面拡張)、ネットワークは 5GbE + Gigabit の Dual LAN と Wi-Fi 7。電源は 500W 80+ Platinum を内蔵し、外部ACアダプターは不要です。

EU275070C 前面: 電源ボタン・UHS-IIカードリーダー・USB 3.0(Type-A/Type-C)・オーディオ
EU275070C 背面I/O: 5GbE+1GbE・USB 3.2/3.0・HDMI・Thunderbolt 4・DisplayPort 2.1b×3+HDMI・電源インレット
左: 前面(カードリーダー・USB・オーディオ・電源ボタン)。右: 背面 I/O(5GbE+1GbE / USB / Thunderbolt 4 / DisplayPort 2.1b×3+HDMI / 内蔵PSUの電源インレット)。
MAGNUS ONE の主な特徴 ① デスクトップ部品構成 — GPU は PCIe 5.0 x16、CPU は Socket 1851 LGA。保守・更新がしやすい。
② 500W 80+ Platinum 電源を内蔵 — 外部ACアダプター不要で取り回しが良い。
③ Thunderbolt 4 + Dual LAN(5GbE+1GbE)+ Wi-Fi 7④ 4画面出力(DP 2.1b×3+HDMI)を 8.48L に収める。
EU275070C 同梱物: Wi-Fiアンテナ×2・USBフラッシュ・電源コード・クイックスタートガイド
同梱物 — Wi-Fiアンテナ×2 / ドライバーUSB / 電源コード / クイックスタートガイド(※同梱は地域・モデルにより異なる)。
10 / 用途

想定される用途

ここまでの実測を踏まえ、本機に適した代表的な用途を、計測結果と結びつけて整理します(中立・実測の範囲での想定です)。

安定運用が要るローカルGPUワークロード

3DMark(グラフィックス性能)・GPUレンダリング・CPU が cv 1%前後と再現性が高く、デスクトップ部品ベースで保守もしやすいため、 可視化・GPUレンダリング・シミュレーション補完など、結果の一貫性が問われる業務に向きます。Cinebench GPU 74,746 / Blender 6,010 と、ローカルでのGPU処理を十分にこなせます。

ローカルAI推論・画像生成(オンプレ)

画像生成AI(Stable Diffusion)が ComfyUI SDXL 9.05 秒/枚と上位級の生成速度で、ネットワークに依存しないオンプレAIをこのサイズで構築できます。 VRAM は 12GB のため、扱うモデル規模・解像度・バッチが VRAM 容量に収まる範囲では本機が速く、容量がボトルネックになる大規模用途では 16GB の 5060 Ti も併せて検討すると選定が安定します。

クリエイティブ制作・可視化端末の補完

Procyon Photo 9,195 / Essentials 4,884 と、写真編集・オフィス系も高水準(Essentials は 5070 Ti に次ぐ2位、Photo は AMD版に次ぐ高スコア)。 省スペースでローカルGPUレンダリングや映像・写真編集をこなしつつ、設置スペースの限られた制作現場や可視化端末にも導入しやすい構成です。

11 / まとめ

まとめ — どんな現場に向くか

ZBOX MAGNUS ONE EU275070C は、デスクトップ部品ベースの小型機で「RTX 5070 級のGPU+安定した20コアCPU」を再現性高く回したい現場に向く一台です。 3DMark(グラフィックス性能)・GPUレンダリングで RTX 5060 Ti を約4割上回り、Blender では RTX 5070 同士でトップ。同じ RTX 5070 の AMD版とGPUはほぼ同等ながら、CPUの速度と安定性(cv 0.17%)で上回りました。 AI で VRAM 容量を最優先するなら 16GB の RTX 5060 Ti が候補になりますが、 「性能・安定性・拡張性のバランス」で選ぶなら、本機は MAGNUS ONE の中核として導入しやすい構成です。

適所マップ

向く

  • RTX 5070 級のGPUを安定運用したい SIer 業務機
  • 計測・処理の再現性が要る可視化/GPUレンダリング
  • オンプレのローカルAI推論・画像生成(速度重視)
  • デスクトップ部品で保守・段階更新したい設置

他候補が向く

  • AI で VRAM 容量最優先 → 16GB の RTX 5060 Ti(MAGNUS EN)
  • AMD 標準環境・マルチスレッド重視 → AMD版 RTX 5070(ER98N5070C)
12 / データ

付録: 全ベンチマーク結果

本記事チャートの元数値を一覧にまとめます(すべて 中央値。計測条件は §02、各機の識別も §02 の比較表を参照)。比較はすべて ZBOX MAGNUS 系。

テスト RTX 5070 TiEU27507TCCore Ultra 7 265 RTX 5070(本機)EU275070CCore Ultra 7 265 RTX 5070(AMD)ER98N5070CRyzen 9 9850HX RTX 5060 TiEN275060TCCore Ultra 7 255HX RTX 4070 DesktopERP74070CCore i7-13700 RTX 4070 LaptopEN374070CCore i7-13700HX
Time Spy Extremescore・高いほど良い12,50110,56210,3657,6747,8335,527
3DMark Speed Wayscore・高いほど良い7,4745,8275,7694,1194,4982,951
3DMark Steel Nomadscore・高いほど良い6,6345,2835,2513,6203,9992,662
Cinebench 2026 GPUpts・高いほど良い94,54374,74673,74461,31268,59845,669
Blender Benchmark (OptiX)score・高いほど良い7,6666,0105,8994,3275,3203,608
Cinebench 2026 CPUpts・高いほど良い5,8255,7605,2865,6184,0243,645
ComfyUI SDXL (1024)秒/枚・短いほど良い7.079.059.0912.0810.0815.15
ComfyUI SDXL Hires秒/枚・短いほど良い21.9728.2928.7638.5231.3247.89
Procyon Photo Editingscore・高いほど良い8,9229,1959,8828,6788,7716,404
Procyon Office (Essentials)score・高いほど良い4,9074,8844,7664,4304,6853,728

凡例: 値は3回計測(ComfyUI / Procyon Photo は1回)の中央値。FAIL=実行したが無効。ComfyUI のみ「秒/枚(短いほど良い)」。

13 / FAQ

よくある質問

RTX 5070 版(EU275070C)の3D/ゲーム性能はどのくらい?
3DMark Time Spy Extreme 10,562 / Speed Way 5,827 / Steel Nomad 5,283(3回計測の中央値)。同じ MAGNUS 系の RTX 5060 Ti を約38〜46%上回り、比較した中では 5070 Ti に次ぐ上位(同じ RTX 5070 の AMD版とほぼ同水準)です。3D系の複数回計測でのばらつきは cv 1%未満と安定しています。
Intel版(EU275070C)とAMD版(ER98N5070C)の RTX 5070 はどう違う?
GPU性能はほぼ同等です(3DMark(グラフィックス性能)・GPUレンダリング・AIで本機がわずかに上、いずれも数%以内)。差は CPU に出て、Core Ultra 7 265 は Cinebench 2026 CPU 5,760 pts・cv 0.17% と、AMD版の Ryzen 9 9850HX(5,286 pts・cv 8.09%)より約9%高く、かつ大幅に安定しています。一方 Procyon Photo のみ AMD版(9,882)が本機(9,195)を約7%上回りました。
ローカルの画像生成AI(Stable Diffusion)に使える?12GB VRAM の位置づけは?
画像生成AI「Stable Diffusion(SDXL)」を ComfyUI で実測すると、1024×1024 / 30ステップで 9.05 秒/枚(6.63 枚/分)、Hires.Fix で 28.29 秒/枚。RTX 5060 Ti(12.08 秒/枚)より約25%高速です。ただし VRAM は 12GB(192-bit GDDR7)で、容量では 16GB の 5060 Ti を下回ります。生成速度重視なら本機、大規模モデルや高解像度バッチで容量を重視するなら 16GB の 5060 Ti が候補です。
CPU性能とどんな業務に向く?
Core Ultra 7 265(20C/20T / Arrow Lake / デスクトップ LGA1851)は Cinebench 2026 CPU で 5,760 pts、複数回計測でのばらつきは cv 0.17% と非常に安定。前世代EN機の Core i7-13700HX(3,645 pts)を約58%上回ります。デスクトップ部品構成で、最新世代GPUと20コアCPUを安定運用したい SIer・可視化・制作補完・ローカルAI用途に向きます。